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LAYR BAR ENDS

準備中です。まだ機能していません。

LAYR BAR ENDS
1セット(2個) ¥ 770-(税込)

3Dプリント製のプラスチックバーエンド。
外側の消耗部分(ウェアパーツ)のみを交換できるようにしました。

【スペック】
・重量: 約25g(片側1個あたり)
・素材(外側部分): PC-CF(カーボンファイバー強化ポリカーボネート)
・外径(一番太い部分): 37mmタイプ、34mmタイプ
・色:ブラックのみ

【メリット】
・外径を選択できる。(37mm or 34mm)
・外径が太いため、グリップが守られる。(37mmのオプションの場合)
・外径が太いため、トリック中に手を引っ掛けやすい。手が抜けにくい。(37mmのオプションの場合)
・消耗部分のみを交換できるため、コストが安い。
・ハンドルバーが路面にぶつかった際の衝撃を和らげることができる。(金属と比べた場合)
・ウェッジクランプ式を採用しているため、従来のプラスチックバーエンドと比べ固定力が高く、バーエンドが回りにくい。
・内径が狭いタイプから広いタイプまで対応しやすい。

【デメリット】
・プラスチック製のため、消耗が激しい。
・プラスチック製のため、激しくぶつけた際に破損する可能性がある。
・カラーはブラックしか選択できない。

WEAR PARTS for LAYR BAR ENDS
1セット(2個 )¥440-(税込)

「LAYR BAR ENDS」の外側のみの交換パーツ。
消耗部分のみを交換できるため、コストを抑えてライディングができます。

【スペック】
・重量: 約11g(片側1個あたり)
・素材: PC-CF(カーボンファイバー強化ポリカーボネート)
・外径(一番太い部分): 37mmタイプ、34mmタイプ
・色:ブラックのみ

・3Dプリント製のため、凹凸やバリが発生することが多々あります。ご了承ください。

・アスファルト等の粗い路面では消耗が激しくなります。
ベニヤなどの滑らかな路面での使用をおすすめします。
(ベニヤ路面で使用しても当然消耗はします。)

・このバーエンドの構造上、中心から1~2mmずれた状態で固定されます。(画像参照)
ボルトの頭が中央からずれていても不良品ではありませんのでご了承ください。

・インサートパーツを分離させないでください。
外そうとすると、中のツメが破損する可能性があります。
(万が一ツメが折れてしまっても、バーエンドとしては機能します。)

開発ヒストリー・こだわり

開発の経緯や、こだわり、商品の詳細をまとめました。

開発ヒストリーを読む

「理想のプラスチックバーエンドが欲しい」

という気持ちから、このバーエンドの開発を始めました。

私がプラスチックバーエンドを使うようになったのは、2021年ごろからです。

・ベニヤの路面で乗ることが増えた
・ハンドルバーが地面にぶつかった時の、手首への負担を軽減したい

このあたりの理由から、プラスチックバーエンドを使い始めました。

【画像】

以来気に入って使用していたのですが、いくつか気になる点もありました。

・外径が小さいせいで、グリップが削れやすい
・何度か脱着をすると、しっかり締められなくなり、トリック中にバーエンドが回ってしまうことがある

このあたりが気になっていたのですが、それを解消してくれる商品はありませんでした。

そして、3Dプリンターを購入したことをきっかけに、バーエンドの製作に取り組みました。

【画像】

80個以上の試作品を作り、テストしていきました。

・外径はどのくらいが適切か
・折れにくい構造にするにはどうすればいいか
・強度を持たせながらも、重量を軽くできないか
・削れにくい素材はどれか
・消耗部分だけ交換するにはどうすればいいか
・どうやってコストを抑えるか

こういったことを考えながら、製造していきました。

外径

外径は、37mmに設定しました。(34mmも用意しています。)
今まで存在していたバーエンドは、おそらく36mmくらいまでだと思うので、かなり太いほうです。
以前私が使っていた製品は31mmほどでした。

バーエンドの外径を太くすることで、グリップが削れにくくなります。
私はグリップテープを愛用しているのですが、今までのバーエンドだとハンドルが地面に接触した時にすぐにグリップが破れてしまい、困っていました。
外径が太いと、グリップが削れにくくなるためストレスが減ります。

また、トリック中に手のひらでハンドルの端を少し引っ掛けるような操作もしやすいです。
ハンドルが手からすっぽ抜けるのを防ぐ効果も多少はあると思います。

外径は38mmのものもテストしましたが、38mmまで大きくすると手のひらが少し痛いような感覚があったため、最大でも37mmが良いと判断しました。

固定方法

このバーエンドは、円柱を斜めに切ったような形状のパーツがボルトで締められることでズレて、ハンドルバーの内側から押し広げるようにして固定されます。

【インサート部画像】

この固定方法は「ウェッジクランプ式」と呼ばれるそうです。

はじめは、プラスチックバーエンドでよく使用されるような、十字の切り込みが入ったシンプルな構造を検討していました。

【十字切り込み画像】

しかし、これだと脱着を何度か繰り返しているうちに緩みやすくなってしまうという問題がありました。
また、3Dプリント製だとこの「無理矢理広げる」という動きに耐えられないようで、折れてしまうことが多かったため、強度の問題も考えて「採用しないほうが良い」と判断しました。

「LAYR BAR ENDS」で採用しているウェッジクランプ式は、安定して非常に強く固定できます。
十字切り込みの方式と比べると重量が少し重くなってしまいますが、ウェッジクランプ式のほうが安心できると思い、こちらを採用しています。

素材

素材については、現状では「カーボンファイバー強化ポリカーボネート」が良さそうだと思い、採用しています。

このプラスチックバーエンドの開発のために検証した素材は以下の通り。
・PC(ポリカーボネート)
・PETG-CF(カーボンファイバー強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PETG-GF(グラスファイバー強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PETG-Graphene(グラフェン強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PA6-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・PPA-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・PA12-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・POM(ポリアセタール)
・PC-CF(カーボンファイバー強化ポリカーボネート)

これだけの素材をプリントして、使用テストをして、結果的に「カーボンファイバー強化ポリカーボネート」が良いのではないかと判断し、採用しています。

ただし、強いものを選んだとはいえ、あくまでもプラスチックです。
金属と比べてしまえばもちろん弱いので、過度な期待はしないほうがいいでしょう。
強度を求めるなら、アルミ・ステンレス・スチール・チタンなどのバーエンドをおすすめします。

消耗部分が交換可能

「消耗部分を交換できたらいいのにね。」
知り合いのライダーの方が、こう話していたのを思い出し、なんとか実現できないかと考えました。

色々と試行錯誤した結果、外側の消耗部分のみを交換できる3ピース構造にできました。

【3ピース画像】

これにより、消耗部分だけを安く購入できます。
気軽に交換できる価格帯にできたのではないかと思っています。

「交換部分が固着しないか」
「ちゃんと固定されるのか」
という点も気になりましたが、私自身テストライドをしてみて問題ありませんでした。

消耗部分だけを交換できる構造にしましたが、
「そもそもバーエンド全体が消耗品だから気にしない」
という人もいると思うので、その場合は本体ごと交換していただければと思います。

最後に

こだわり抜いたバーエンドを、ぜひ使っていただけたら嬉しいです。

「消耗を気にせずガンガン乗ってもらいたい」

という気持ちから、価格もかなり抑えています。

もし使用後のご意見や感想などがあれば、ご連絡いただけると嬉しいです。

ご注文完了後、メールにてお返事をします。