LAYR – V77 BAR ENDS
V77 BAR ENDS













LAYR – V77 BAR ENDS
1セット(2個) ¥ 990(税込)
販売開始記念セールとして、
7月20日(日曜)まで、
¥ 660(税込)で販売いたします。
77以上の設計パターンを試作し完成させた、3Dプリント製のプラスチックバーエンド。
【スペック】
・サイズ(外径): 34mmタイプ、37mmタイプ
・重量(2個):34mmタイプ 約37g、37mmタイプ 約40g
・素材: PC-CF(カーボンファイバー強化ポリカーボネート)
・色:ブラックのみ
【メリット】
・外径を選択できる。(34mm or 37mm)
・外径が太いため、グリップが守られる。(37mmのオプションの場合)
・外径が太いため、トリック中に手を引っ掛けやすい。手が抜けにくい。(37mmのオプションの場合)
・金属バーエンドと比べ、ハンドルバーが路面にぶつかった際の衝撃を和らげることができる。
・従来のプラスチックバーエンドと比べ固定力が高く、バーエンドが回りにくい。
・内径が狭いタイプから広いタイプまで対応しやすい。
【デメリット】
・プラスチック製のため、消耗が激しい。
・プラスチック製のため、激しくぶつけた際に破損する可能性がある。
使用上の注意点
・3Dプリント製のため、凹凸やバリが発生することが多々あります。ご了承ください。
・アスファルト等の粗い路面では消耗が激しくなります。
ベニヤなどの滑らかな路面での使用をおすすめします。
(ベニヤ路面で使用しても当然消耗はします。)
・金属パーツを扱う時と同じような強いトルクでボルトを締めてしまうと、中のナットが壊れる可能性があります。
バーエンドがしっかり固定されたら、それ以上は締めこまないことをおすすめします。
開発ヒストリー・こだわり
開発の経緯や、こだわり、商品の詳細をまとめました。
開発ヒストリーを読む
「理想のプラスチックバーエンドが欲しい」
という気持ちから、このバーエンドの開発を始めました。
私がプラスチックバーエンドを使うようになったのは、2021年ごろからです。
・ベニヤの路面で乗ることが増えた
・ハンドルバーが地面にぶつかった時の、手首への負担を軽減したい
このあたりの理由から、プラスチックバーエンドを使い始めました。

市販されているプラスチックバーエンドを気に入って使用していたのですが、いくつか気になる点もありました。
・外径が小さいせいで、グリップが削れやすい
・何度か脱着をすると、しっかり締められなくなり、トリック中にバーエンドが回ってしまうことがある
このあたりを解消してくれる商品はありませんでした。
そして、3Dプリンターを購入したことをきっかけに、バーエンドの製作に取り組みました。

77個以上の試作品を作り、テストしていきました。
プリント数は軽く100個を超えました。
・外径はどのくらいが適切か
・折れにくい構造にするにはどうすればいいか
・固定力を高くするにはどうすればいいか
・強度を持たせながらも、重量を軽くできないか
・削れにくい素材はどれか
・どうやってコストを抑えるか
こういったことを考えながら、製造していきました。
外径

外径は、37mmに設定しました。(34mmも用意しています。)
今まで存在していたバーエンドは、おそらく36mmくらいまでだと思うので、かなり太いほうです。
以前私が使っていた製品は31mmほどでした。
バーエンドの外径を太くすることで、グリップが削れにくくなります。
私はグリップテープを愛用しているのですが、今までのバーエンドだとハンドルが地面に接触した時にすぐにグリップが破れてしまい、困っていました。
外径が太いと、グリップが削れにくくなるためストレスが減ります。
また、トリック中に手のひらでハンドルの端を少し引っ掛けるような操作もしやすいです。
ハンドルが手からすっぽ抜けるのを防ぐ効果も多少はあると思います。
外径は38mmのものもテストしましたが、38mmまで大きくすると手のひらが少し痛いような感覚があったため、最大でも37mmが良いと判断しました。
固定力

バーエンドの固定方法は様々ですが、これまで販売されてきたバイク用バーエンドなどを参考にしたうえで、プラスチックでもしっかりと固定できるよう工夫を施しています。
従来のプラスチックバーエンドと比べ固定力がかなり高くなっており、トリック中に回ってしまうこともほとんど無いと言えるでしょう。
素材

素材については、現状では「カーボンファイバー強化ポリカーボネート」を採用しています。
このプラスチックバーエンドの開発のために検証した素材は以下の通り。
・PC(ポリカーボネート)
・PETG-CF(カーボンファイバー強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PETG-GF(グラスファイバー強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PETG-Graphene(グラフェン強化 グリコール変成ポリエチレンテレフタレート)
・PA6-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・PPA-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・PA12-CF(カーボンファイバー強化ナイロン)
・POM(ポリアセタール)
・PC-CF(カーボンファイバー強化ポリカーボネート)
など
これらの素材をプリントし、テストライドをして、結果的に「カーボンファイバー強化ポリカーボネート」が良いのではないかと判断し、採用しています。
ただし、この中で強いものを選んだとはいえ、あくまでもプラスチックです。
金属と比べてしまえばもちろん弱いので、過度な期待はしないほうがいいでしょう。
強度を求めるなら、アルミ・ステンレス・スチール・チタンなどのバーエンドをおすすめします。
最後に

こだわり抜いたバーエンドを、ぜひ使っていただけたら嬉しいです。
もし使用後のご意見や感想などがあれば、ご連絡いただけると嬉しいです。
注文フォーム
ご注文完了後、メールにてお返事をします。