ARES BIKES A-CLASS 2.1を使った感想、本音。
2022年の4月に販売開始された、ARES BIKES の「A-CLASS 2.1」。
すぐに購入して使ってみたので、レビューしていきます。
ちなみに僕が使用したのは、ゲブラービードタイプです。(折り畳めて軽量なタイプ)
ワイヤービードタイプは使用していません。
結論から
結論から言うと、
自分には合わないので1.9に戻しました。
あくまで「自分には」です。
メリットとデメリット
メリット
- 太い分、安定感がある
- ゆっくり、ねっとりな乗り心地
1番のメリットは、安定感だと思います。
太い分、車体を傾けた時に1.75や1.90より安定感があります。
「1.90だったら今滑ってたはずだけど、2.1だから耐えられたな」という場面も何度かありました。
あとは、ラードヤードスピンからスカッフを入れずにバックヤードグライドに入るような動きの時、スピードがほぼ無い状態でも耐えやすかったです。
バックヤードグライド自体も安定感が増した気がします。
デメリット
- 減速しやすい
- フレームに干渉しやすい
- スピンやタービンが若干やりにくい?
まず1番キツいなぁと思ったのは、「減速しやすい」というところです。
地面との接地面が増えるので、当然摩擦力が大きくなり減速しやすくなります。体感でもわかるほどです。
なので、グライドの漕ぎ(パンピング)を頑張らないとスピードが上がらず、疲れます。
ゆっくり乗りたい人なら気にならないかもしれません。
次に、フレームとタイヤとのクリアランス(間隔)が狭くなり、フレームに干渉しやすいと感じました。(リアに取り付ける場合の話)
これは、人それぞれセッティングが違うので問題無い場合もあれば、干渉してしまう場合もあると思います。
特に左右のシートステー、チェーンステーの幅が狭いフレームを使っていたり、チェーンを限界まで詰めている人は干渉しやすいと思います。
僕はMOTEL WORKS – TRIP 19.5のフレームを使っています。チェーンは限界まで詰めず、少しゆとりがあります。
そのセッティングで一応問題ありませんでしたが、ホイールの振れが大きくなったらフレームに当たりそうな感じでした。
意外と盲点だと思ったので共有しておきます。
次に、「スピンとタービンがやりにくいかな?」と感じました。
ただこれに関しては慣れの問題もありそうなので、自信を持って言えるわけではありません。
とはいえ、タービン(切り返し)をやる時は、タイヤが太い分、1.9の時よりも大きく倒さないと切り返せないのは事実だと思います。
1.75のタイヤから1.9に替えた時は、「まぁこのくらいなら問題無いか」と思えるくらいの変化だったんですが、1.9から2.1に替えると「これはちょっとしんどいなぁ…」と感じられました。
僕なんかより上手い人たちの意見も聞いてみたいです。
まとめ
あくまで僕個人の感想ですが、まとめると次のようになります。
- スピード感が欲しい人には合わないかも
- 全体的な安定感は増す
- フレームと干渉しないか注意が必要
こんな感じです。
僕は1.9に戻してしまいましたが、気になる方はぜひ試してみてください🙆🏻♂️