【レビュー】車にバイクキャリアーをつけてBMXを載せてみた。【車載/バイクラック】
数ヶ月前にバイクキャリアーを購入し、車(スズキ – SOLIO ソリオ)に取り付けてみました。
「かなり便利だな〜」と感じたので、メリット・デメリットなどまとめておきます。
また、「法律的に問題ないのか?」という点も気になったので調べてみました。
バイクキャリアーとは?
”バイクキャリアー”というのは、上の写真のように、車に自転車を載せるためのキャリアーです。
”バイクラック”とも呼ばれますが、”バイクラック”はどちらかというと室内等で使うラックのイメージですね。
基本的に、次の2つのタイプがあります。
- 車の上に取り付け、上に自転車を載せるタイプ
- 車の後ろに取り付け、後ろに自転車を載せるタイプ
↑実際に僕が購入した、後ろに取り付けるタイプ。
↑こちらは車の上に設置するタイプ。”ルーフキャリアー”とも呼ばれます。
カッコいいですが、立体駐車場などに入れなさそうなのでやめました。
バイクキャリアーは法律的に大丈夫なの?
「後ろに取り付けるタイプのバイクキャリアーは法的に大丈夫なのか?」という問題ですが、
結論としては、”100%大丈夫とは言えず、管轄の警察署や警官の判断によるが、ほとんどの場合大丈夫そう。”という感じです。
僕自身、自分でバイクキャリアーを取り付けた時に、「あれ?これって法的に大丈夫なのかな?」と心配になりました。
というのも、車に荷物を積む場合、「これ以上はみ出したら違法」という基準があるからです。
積載方法の制限
長さ:自動車の車体の前後から自動車の長さの10分の1の長さを超えてはみ出さないこと
幅:自動車の車体の左右から自動車の幅の10分の1の幅を超えてはみ出さないこと
つまり、僕の車(ソリオ)だと、車体3.97m×0.1で、39.7cmしかはみ出してはいけないことになります。
「いやいや、この商品自体で、長さ50cm以上あるぞ…」と心配になりました。
また、「ナンバープレートも視認しづらくなるのでは?」という心配もありました。
そして、いろいろと調べていった結果、YouTubeでとても親切に解説されている動画を発見しました。
↓
陸運局と警察署に問い合わせをして調べた情報とのことです。
この方の自転車の載せ方を見せたところ、「おそらく大丈夫そうだけど、はっきりは言えない。担当の警察官の判断による。」と言われたようです。
また、「明らかに故意的にナンバープレートを隠している場合などはアウト」という回答もあったようなので、角度によってちゃんとナンバーが視認できるなら問題ないのかな、と思いました。
長さに関しては、”バイクキャリアーも車の一部として計算される”とのことです。
キャリアー自体が車体として計算されるなら、僕のソリオの場合でも全然問題ないですね。
載せている自転車がキャリアーから大きく飛び出すケースはまず無いと思います。
という感じで、後ろに取り付けるタイプのバイクキャリアーでも、ほぼほぼ安全だということがわかりました。
※100%安全というわけではありません。警察官の判断によるので、万が一注意を受けても責任は負えません。
自己責任でお願いいたします。
バイクキャリアーのメリット・デメリット
バイクキャリアーを数ヶ月使用してみて感じた、メリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 車の中が広く使える。
- 車の中を汚さずに済む。
- 積み下ろしがラク。
- 単純にカッコいい。気分が良い。
①車の中が広く使える。
僕にとってはこれが最大のメリットです。
スズキのソリオという車に乗っているのですが、大きさとしては軽自動車より少し大きい程度なので、あんまり荷物が積めません。
1人で出かけるときは車の中にBMXを入れられますが、4人家族で出かけるとなるとかなり厳しい状態でした。
かといって、色々な理由から「大きい車にしたくない」という気持ちもあったので、バイクキャリアーのおかげで車内のスペースが圧迫されなくなったのは快適です。
②車の中を汚さずに済む。
BMXを車の中に積むと、色々とぶつかったり、タイヤの汚れがついたりするんですよね。
かといってカバーみたいなものを用意するのも面倒で、やる気になれませんでした。
その点、バイクキャリアーは外に載せるだけなので気が楽です。
③積み下ろしがラク。
ドアを開けてBMXを入れて…とやるよりは、バイクキャリアーのほうが積み下ろしは若干ラクかな と思いました。
④単純にカッコいい。気分が良い。
自分の愛用しているBMXが外から見えるというのは、なんとなく嬉しいですね。笑
あとはライダー仲間が見た時に気が付きやすいというのもあります。
単純にカッコよさで言うなら、車の上に載せるタイプのほうがカッコいいと思います。
デメリット
- 設置する金具により、車に少し傷がつく。
- 雨や紫外線から守れない。
- バックモニターが確認しづらくなる。
- 車体の後ろが長くなるので、ぶつけないよう注意が必要。
- カギをつけないと盗難の心配がある。
①設置する金具により、車に少し傷がつく。
これは商品によるかもしれません。
僕が購入した商品は、ネジなどで留めるわけではなく、ベルトの先端についたフックをドアに引っ掛けて取り付けるタイプでした。(合計5ヶ所)
そのフックが金属製なので、ドアのフチに傷がつきました。(僕は気にしませんが)
これを知らずに購入して残念がっている人もいたので、注意が必要です。
②雨や紫外線から守れない。
当然ですが、外に出ていると紫外線は浴びますし、急な雨が降ってきたら濡れてしまいます。
紫外線に当たりっぱなしだとゴム系・プラスチック系のパーツは特に劣化しやすいです。
ただ、うまく自転車用のカバーをつければ防げるかもしれません。
(バタついたり、飛んだりしないか心配ですが。)
③バックモニターが確認しづらくなる。
当然ですが、後ろに積んでいるのでバックモニターはほとんど見えなくなります。
カメラの位置によるかもしれませんが。
④車体の後ろが長くなるので、ぶつけないよう注意が必要。
車体の後ろが飛び出るので、取り付ける以前の感覚で運転してしまうと危ないです。
何度かヒヤッとした時がありました。笑
⑤カギをつけないと盗難の心配がある。
基本的には自転車をベルトで固定するだけなので、「お店の駐車場に停めている間に盗難された」なんてこともあり得ます。
カギは必ずセットで取り付けることをおすすめします。
実際に使った商品
僕が実際に購入して使用している商品はこちらです。(2023年1月現在)
僕が購入した時は1万円弱でした。
今のところ特に問題なく使えています。
高速道路はまだ乗っていないですが、大丈夫そうな印象です。
しばらく使っていると、車に引っ掛けているフック付きのベルトが若干緩んでくるような気がするので、ベルトのチェックはまめにしたほうが良さそうです。
商品によって対応している車種は変わるかもしれません。
興味があれば調べてみてください!