ペグについて

※2026年5月4日 一部更新

この記事では、BMX Flatlandのペグの特徴や選び方を紹介しています。

もくじ

ペグのローレット

tnb - orbitpeg

フラットランド向けのペグには、ローレットと呼ばれる滑り止めのための凹凸の処理がされているものが多いです。

それ以外だと、ローレットが無くデッキテープ(スケートボードの表面に貼られているような滑り止めのテープ)を貼るタイプもあります。

BMX ペグ デッキテープ
デッキテープを貼る前
BMX ペグ デッキテープ
デッキテープを貼った後

フラットランド向けではなく、ストリート向けのペグにはローレットがありません。
ストリートのトリックでは、ペグをレールなどに引っ掛けて滑らせる必要があるからです。

ローレットは商品によって粗さが異なりますが、ローレットが深いと靴への食いつきが良くなり、トリック中に滑りにくくなります。
しかし、食いつきが良すぎてもトリックがやりにくくなることがあるため、ローレットの深さも好みがあると思います。

また、ローレットが粗い・深い場合、手で握った時に手が痛くなりやすいです。
ずっと同じ技を練習していると、手のひらがかなり痛くなることもあります。
しかし、ローレットが浅すぎると汗で滑りやすかったりするので、自分にとってちょうど良いところを探っていくのが良いと思います。

ペグの長さ

ペグの長さはフラットランド用もストリート用も同じくらいです。

100mm~115mmくらいが多い印象ですね。

ペグの長さは、ライダーによって好みがかなり変わるので、一概に「これがいい」とは言えません。

長いペグ

長いペグの特徴はこちら。

・バリアルをする際に足がフレームやフロントフォークにひっかりにくい。
(バリアル=足や体を180°以上回転させるような動き)
・ペグを握って車体をコントロールする時に、力が加わりやすいので楽にコントロールできる。
・車体を思い切り傾けた時に、地面にペグがぶつかりやすい
・ペグの端の方に乗ると、バランスの軸から離れていくので若干バランスが取りにくくなる。

短いペグ

短いペグの特徴はこちら。

・ペグの端に乗っても、バランスの軸からの距離が遠くならないので長いペグと比べると若干バランスが取りやすい。
・車体を思い切り傾けても地面に接触しにくい。
・バリアルの時に足がフレームやフロントフォークにひっかかりやすい。


長いペグ・短いペグにはこのような特徴があります。
私の場合は、これらの特徴と自分の乗り方を考えて、
手で握ることの多いフロントには長いペグを着け、足で踏むことが多いリア側には通常の110mmくらいのペグを着けています。(2026年5月現在)

ペグの太さ(径)

BMXフラットランドのペグの太さは35mm〜40mmくらいのものが多いです。

ペグが太いと、ペグを踏んでいる足の裏への負担が減ります。
細いとちょっと痛く感じる人もいるようです。

ただ、太すぎると車体の角度を変えた時にバランスが取りにくくなりそうです。
(リアトリックで言うなら、ペグウィリーからカブース側に行く時など。)

現在は38mm前後のものが多いです。
(2026年5月現在)

ペグの材質

フラットランド用のペグは、アルミ製・プラスチック製が多いです。

ストリート用のペグは、スチール製などの強度が高いペグが多く、スチール製のペグにプラスチックのスリーブを取り付けるタイプも多いです。

アルミ

アルミにもいくつか種類があり、耐久性も異なります。
「A6061」や「A7075」といったアルミが使われることが多く、A7075は比較的耐久性が高い(削れにくい)ですが、少し高価になりやすいです。
A6061のアルミのほうが比較的安価でよく使用されます。

プラスチック

プラスチック製のペグだと、ポリカーボネート(PC)やナイロン(PA)が使われることが多いです。
また、それらの素材にガラスファイバーやカーボンファイバーが配合されているものもあります。

私個人の意見ですが、ポリカーボネート製のペグは根元から折れてしまうことが多かった印象があります。
(まわりでそういう人が数名いた)

現在だと、プラスチックペグの根元がアルミスリーブで強化されているものもあります。
そういう仕様のほうが安心して使えそうですね。

ただ、プラスチックペグは消耗がとても早いです。
滑らかな路面で練習している場合はそこまで問題ありませんが、アスファルト等で練習していると、かなり消耗が早くなる場合があります。
(練習している技などにもよる。)

プラスチックペグのメリットは、なんといっても軽いことです。
計量化を狙いたいなら、ぜひ使いたい素材ですね。

その他の素材

他には、チタン製のペグもあったりしますが、ほとんど出回っていないのでここでは省略します。

過去には、部分的にステンレスを使用しているペグもありました。

私が2020年10月ごろまで使用していた「d.o.m pegs」は、ペグの端の部分にステンレスキャップをはめ込んでありました。(現在は廃盤)
ステンレスは非常に強いのでなかなか減りません。
ペグの端にステンレスキャップが着いているペグは、2026年5月現在は無いようですが、こういったペグが発売されたら使いたいですね。消耗に強そうなので。

ペグキャップ

ペグの先端に脱着可能なキャップがセットになっている、キャップ式のペグも多いです。

私はキャップ式のペグを愛用しています。
(2026年5月現在)

ares bikes - ucchie peg
ARESBIKES – UCCHIE PEG(廃盤)

キャップ式のペグについて詳細に書くと長くなるので、ここでは簡単にまとめます。

キャップ式のペグは、消耗してもキャップだけ交換すればいいので基本的にはコストパフォーマンスが良いです。
ただし、メーカーがそのシリーズの生産をやめてしまったり、ペグキャップの在庫が市場に出回っていない時期があったりするので、安定して買えないこともあります。

そういった問題を解消するためにも、私が作った「LAYR」というブランドで、3Dプリント製のペグキャップを販売しています。
色々なペグに合わせたキャップを製作しているので、もし興味があれば見てみてください。

ペグキャップは、メーカーによってアルミ製のものしか出していなかったり、プラスチック製のものも用意されていたりと異なります。

ペグの対応シャフトサイズに要注意

14mmのシャフトに対応していないペグも多いので、自分のリアホイールのシャフトが14mmか10mm(3/8インチ)か、確認が必要です。
(フロントは10mm(3/8インチ)しかないと思います。)

最近販売されているペグだと、10mmと14mm、どちらのシャフトにも対応できるようにスペーサーが付いている製品が多いです。

昔はリアホイールも10mmシャフトが主流だったと思いますが、現在(2026年)では14mmがまた増えてきた印象です。
たしかに10mmのシャフトだとたまに折れてしまうので、耐久性の問題で14mmが増えたのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事がBMX Flatland(フラットランド)のペグ選びの参考になれば幸いです。

過去に使ったペグについて話している動画もあるので、よかったら見てみてください。
(2021年の動画)

また、私が製作しているペグキャップはこちらで購入できます。
よろしければ見てみてください。

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