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オリジナルペグ「SEN-SHIN PEGS」がLAL BMX PRODUCTSから発売中です!

「LAL(ラル) BMX PRODUCTS」にて、僕がデザインに関わったペグ「SEN-SHIN PEGS」が発売中です!

以前プロトタイプの物をブログや動画で紹介しましたが、ついに販売開始となりました。

もくじ

SEN-SHIN PEGS(センシン ペグ)について

LAL BMX PRODUCTSより引用

開発の経緯

僕のやりたいリアトリックを練習する上で、「現状販売されているペグだと太すぎる」と前々から思っていました。
また、「もっと長かったらコントロールしやすいのに」とも思っていました。

例えばこのトリック↓

撮影:Atsushi Wada

このトリックは、ペグが太いと指を痛めやすいです。
練習したくても「指が痛くて練習できない」ということが何度もありました。

言葉で説明するのは難しいのですが、「ペグが細ければこのケガを防げそうだな」と感じていました。

また別のトリックで言うと、この切り返しをする時に「ペグの長さが欲しい」と感じていました。

撮影:Atsushi Wada

思い切り体の左側に倒す必要があるので、ペグのリーチが長ければ長いほど左側に倒しやすくなります。

他にも、「細長いペグのほうがやりやすい」というトリックはたくさんあります。

コンセプト

LAL BMX PRODUCTSより引用

「握るためのペグ」に特化して形状を考えた結果、「細長いペグが最適だろう」という結論に至りました。

一般的に自転車のハンドルバーの径は、グリップを装着すると30~35mm程度だそうです。

現在BMXフラットランド用に販売されているペグの外径は、35mm~40mmくらいが多いと思います。

なので、「35mmか、それより細いほうがコントロールしやすいはずでは?」と考えました。

もちろん、フロントトリック等でペグに足を乗せることを考えるなら、細すぎないほうが安定しやすいのでしょう。
今回は「手によるコントロールのしやすさ」だけを考えて設計しています。

太さ(外径)と長さ

LAL BMX PRODUCTSより引用

太さは、30mmで決定しました。
この上からグリップテープを巻く前提で作っています。

グリップテープを巻くと、外径が32mm~34mm程度になると思います。
(テープの厚みや巻き方による)

端のほうは36mmになっていて、グリップテープがずれにくくしています。
また、手がすっぽ抜けないようにもなっています。

ペグの長さは、キャップ込みで150mmです。
通常のペグが100mm~120mmと考えると、とんでもなく長いです。

長さによるメリットもかなりあります。

スペック

スペックをまとめるとこんな感じです。

素材: 7075アルミ
長さ: 150mm(キャップ込み)
外径: 30mm(両端は36mm)
内径: 24mm
重量(片側): 150g(BODY 116g , CAP 34g)
シャフト穴: 10mm

内径が24mmと、かなり細いので、ペグを締める工具が入るかどうか気を付ける必要があります。
(おそらく大丈夫だと思いますが)

シャフト径は10mmのみ対応です。
14mmシャフトには取り付けられません。

キャップはアルミタイプが標準でついてきますが、ナイロンタイプも販売しています。

LAL BMX PRODUCTSより引用

名前の由来

SEN-SHIN PEGS(センシンペグ)」という名前ですが、これは「一意専心」という四字熟語から取っています。

一意専心(いちいせんしん) – ひとつのことに集中し、他のことに心を奪われることなく取り組む様子。

「Ichii-senshin」と表記するのも長すぎると思ったので、SEN-SHIN PEGS にしました。

「これを使ってやりにくくなるトリックがあるとしても、自分のやりたいトリックに特化させる」
「周りのことは気にせず、とにかく熱中する」

そういう想いを込めて名付けました。

乗り味

撮影:Atsushi Wada

実際にどんな技で、どんな風に乗りやすくなるのか、まとめておきます。

①アップサイドダウン系

アップサイドダウンの状態でフロントペグを握る時、かなりコントロールしやすくなります。
通常のペグより細長くなっていることで、ハンドルバーに近い操作感になります。

②カブース系

カブース系もやりやすくなります。

とくに、上の写真のように背面で持ち替える時がめちゃくちゃ楽です。
僕以外の方にも使ってもらったのですが、この動作が楽になることに感動していました。

③フリップ

撮影:Atsushi Wada

フリップのような動作も楽になると感じていますが、
これに関しては「やりやすい」と思うかどうか、個人差あるかもしれません。

ペグが細いことで力が入れやすいと感じる人もいれば、少し太めの方が力が入れやすい、という人もいると思います。
長さに関しては、長いほうが車体等を回転させるための力が加わりやすいと思います。

④倒す動作

撮影:Atsushi Wada

車体を思い切り傾けるような動作も楽になります。
また、手がすっぽ抜けることも防止できます。先端が太くなっているので手が抜けにくいと、グリップテープを巻くことができるためすべりにくくなるからです。


それ以外にも、やりやすくなるトリックは色々とあります。

ただし、もちろんやりにくくなるトリックもあるでしょう。
特にこのペグを踏むようなトリックは、かなりやりにくいと思います。
僕のように「フロントトリックをほとんどやらない」と決めてしまっている人にとってはかなり良いペグですが。

SEN-SHIN PEGS 販売ページ

LAL BMX PRODUCTS にて販売中です。

気になる方はぜひチェックしてみてください!

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