BMXプラスチックペグ用のロングペグキャップを3Dプリントで作ってみた【NOUS Y-PEG/ARESBIKES UMA4】

最近、ロングペグキャップの開発で苦労をしていました。
以前、とあるライダーから、
「プラスチックペグに取り付ける長いペグキャップは作れますか?」
という相談を受けました。
トリックの都合上、ペグが長いほうが良い場合もありますからね。
私も実際、ペグの長さを長くしたことでやりやすくなったトリックはたくさんあります。
そして、現在私が「LAYR」で販売しているペグキャップの構造をそのままに、長いペグキャップを作ってみました。
最初の壁
依頼主から預かったプラスチックペグ(この時はARESBIKES – UMA4を預かりました。)を手元に用意し、外径やペグの端の形状などを測っていき、キャップを設計・製作しました。

「とりあえず、今までの構造で長く作れば大丈夫なんじゃないか?」
という単純な考えから、今まで通りの設計で20mmの長さのキャップを作ったのですが…
しっかり固定できない
という問題にぶち当たりました。
これがなかなか解決できませんでした。
一度は「これで上手くいったんじゃないか?」と思って依頼主に使ってみてもらったのですが、
やっぱりトリック中に少し回ってしまったり、段々ペグキャップが外側に抜けてきてしまう、という不具合も発生しました。
また、強く締め付けたことで内部のナットも破損してしまいました。
改善
不具合の原因を色々考え、施策をいくつも試してみました。
金属ペグでは発生していなかった不具合なので、おそらくペグ本体がプラスチックだから発生しているのでしょう。
ペグの内側がすべりやすいとか、少し変形してしまうとか、そのあたりが原因だと考えました。
自分もNOUS – Y-PEG(プラスチックペグ)を購入してみて、テストライドを繰り返しました。
そしてようやく、ズレないペグキャップを作ることができました。
内部のナットも設計をし直し、以前よりも強いトルクに耐えられるようになりました。


↑これは試しに、Y-PEG用に25mmという長さで作ったペグキャップです。
なんとか完成してよかったです。
あとは、思い切りぶつけた時にキャップ本体が割れないかどうか心配ですね。
依頼主に渡したキャップは長さが20mmのものですが、やはりキャップの長さが長くなればなるほど割れるリスクも高くなると思うので。
なんにせよ、依頼主にとって良い練習ができるようになれば嬉しいな、と思っています。
ペグキャップについて
このタイプのペグキャップは、現在オーダーメイドで受け付けています。
(2026/05/03 現在)
「Wedge Clamp Peg Caps(ウェッジクランプペグキャップ)」という名前で販売しています。
注文をいただいてから、キャップのサイズや形状についての打ち合わせをさせていただくので、少し注文の手間はかかりますが、興味のある方はぜひ使ってみてください。



