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ペグについて

この記事では、初心者の方向けにペグの特徴や選び方を紹介しています。

僕が使ってきたペグのレビューも、別記事としてまた今度まとめようと考えています。

もくじ

ローレット

tnb - orbitpeg

フラットランド向けのペグには、ローレットと呼ばれる滑り止めのための溝が入っているものが多いです。

ローレットが無いタイプで、デッキテープ(スケートボードの表面に貼られているような滑り止めのテープ)を貼るタイプもあります。

BMX ペグ デッキテープ
デッキテープを貼る前
BMX ペグ デッキテープ
デッキテープを貼った後

ストリート向けのペグには、ローレットがありません。
ストリートのトリックでは、ペグをレールなどに引っ掛けて滑らせる必要があるからです。

長さ

ペグの長さはフラットランド用もストリート用も同じくらいです。

100mm~115mmくらいが多い印象ですね。

長さの差は、好みによります。

ペグが長い方が、バリアル系のトリックの時に足がフレームやフォークに引っ掛かりにくいです。
また、ペグを持ってコントロールするようなトリックの場合は、ペグが長い方が力を入れやすいです。

太さ(径)

35mm〜40mmくらいのものが多いです。

ペグが太い方が、当然体重をかけている足の裏への負担は減ります。
ただ、太すぎると車体の角度を変えた時にバランスが取りにくくなりそうです。
(カブース側に行く時など)

現在は35mm前後のものが多いですね。

材質

フラットランド用のペグは、アルミ製か、ポリカーボネート製が多いです。

ストリート用のペグは、ナイロン製やクロモリ製もあるようです。

ポリカーボネート製の物は「プラペグ(プラスチックペグ)」と呼ばれています。

アルミにもいくつか種類があり、耐久性の高いアルミかどうか、というのもポイントです。
A6061やA7075のアルミが使われることが多く、A7075は比較的耐久性が高い(削れにくい)です。

また、部分的にステンレスを使用しているペグもあります。

僕が使用している(2020年10月現在)d.o.m pegsは、ペグの端の部分にステンレスキャップをはめ込んであります。(現在は廃盤)ステンレスは非常に強いのでなかなか減りません。

メーカーの立場を考えると、減らないペグを作ってしまったら売り上げが上がらないので、なかなかこういうペグは実現できなさそうですが…。

ペグキャップ

バリアルがしやすいように、ペグの先端にネジ式のキャップをつけている製品も増えてきました。

ares bikes - ucchie peg

消耗したらキャップだけ購入すればいい、というのもメリットです。

対応シャフト

14mmのシャフトに対応していないペグも多いので、自分のリアホイールのシャフトが14mmか10mm(3/8インチ)か、確認が必要です。
(フロントは10mm(3/8インチ)しかないと思います。)

最近出ているペグは、10mmと14mm、どちらのシャフトにも対応できるようにスペーサーが付いている製品が多いです。

昔はリアホイールも10mmシャフトが主流だったと思いますが、14mmがまた増えてきた印象です。
たしかに10mmのシャフトだとたまに折れてしまうので、耐久性の問題で14mmが増えたのかもしれませんね。

選び方

ペグは人によって好みが分かれると思います。

僕の選び方を一例として乗せておきます。

フロントペグ

ほとんどフロントトリックをやらないので、乗りやすさは気にしない。リアトリックでフロントペグを握ることが多いので、細めで長いペグがいい。ローレットが浅いと手汗で滑るし、ローレットが荒すぎても手が痛いので、ちょうどいいローレットがいい。

色々試した結果、D.O.M pegsが良かったです。

リアペグ

メインで使うペグ。バリアルもやるので、端の部分が丸みを帯びている方がいい。ローレットはしっかりしていて滑らないものがいい。太さや長さにはそこまでこだわりがない。

結果、今(2020年10月現在)はTNB – orbit peg(100mm)を使っています。

tnb - orbitpeg

その前はペグキャップのついているUCCHIE PEG(ARES BIKES)の115mmを使っていましたが、どちらがいいか試しているところです。

今まで使ったペグのレビュー

実際に今まで使ったペグのレビューを、別記事にまとめます。
近々公開する予定です。

もくじ