練習場所について
どこで練習するの?
BMXフラットランドは、平らな広いスペースで練習することが多いです。
(フラットライダーはだいたい床面のことを「路面」と呼びます。)
ただ、「平らならOK」「コンクリートならOK」 というわけでもないので、オススメの場所・特徴などを紹介します。
乗りやすい路面
これは人によって好みが分かれるので、あくまで目安です。
- 路面が水平
- ある程度の広さがある
- タイヤが滑りにくい
- 路面の凹凸が少ない
- 人通りが少ない
- (夜の場合)明るさが確保されている
などなど。
路面が水平
「そりゃ水平なところで練習するに決まってるだろ!」
と思われるかもしれませんが、僕は始めたての頃、かなり鈍感でした。
普段練習している公園に、他の先輩ライダーを招いたら
「なんだこの傾斜!丘かよ!」
と言われる始末。笑
たしかに言われてみれば傾いてました。
「まぁこのくらい大丈夫っしょ。」
という人もいれば、
「この路面じゃほとんど乗れない。」
という人まで様々です。
練習するトリックの種類にもよります。
ある程度の広さがある
個人的には、10m × 10m以上あると理想です。
狭いと練習に集中できなかったりします。
タイヤが滑りにくい
これも人によって好みが分かれます。
”タイヤが滑らないけど表面が滑らかな路面”が理想ですが、ほんとに少ないです。
極端に表現すると、こんな感じです。↓
▼路面表面の凹凸が多い
・摩擦が強い
・滑りにくいがスピードが落ちやすい・振動が来やすい
▼路面表面の凹凸が少ない
・摩擦が弱い
・滑りやすいがスピードが落ちにくい
あとは路面の素材(コンクリート・石・ブロック・ゴム・木・タイル など)によっても摩擦が変わります。
よく転がる路面(滑らかな路面)だと、”自分のバランスがどこで崩れてしまったか”というのが感覚的に判断しやすいので、良い路面で乗った方が上手くなるのは早いと思います。
知り合いのプロライダーも、「悪い路面で2時間練習するより、良い路面で1時間練習した方が上手くなる」と言ってました。
2021年12月に埼玉県新座市にできたフラット用のパーク「TYLER」は、個人的にはすごく乗りやすいです。
神奈川県の寒川にある「THE PARK」と似ているようです。
コンパネ(木材)を敷いて、塗装してある形です。
路面の好みは分かれますが、最近はこういった専用の練習場もあります。
▼TYLER 公式サイト
https://tyler-flatgarage.com/
乗り場の探し方
乗り場を手っ取り早く見つけるのは、近くのライダーとコンタクトを取ることだと思います。
この時代ならSNSで見つかる可能性も高いですし。
とはいえ、近くにライダーが居ない場合も多いと思います。
僕は自力で探すとき、とりあえずGoogle マップを航空写真モードにして広場や公園を探します。
航空写真モードで拡大したり、ストリートビューで見たりして、良さそうなところに行ってみます。
ハズレだったことも多いですが、闇雲に走り回って探すよりはいいですね。
注意される?絡まれる?
BMXを練習していると、警備員や警察に注意されることはしょっちゅうです。
安心できる乗り場は少ないです。
誰かの敷地内であれば当然のことですが、公園や駅前の広場でも、地域によってはうるさく注意されます。
基本的に、スケボーなどと同じで「危ないことをしてる人たち」と認識されることが多いです。
「なんか頑張って練習してるね〜。応援してるよ!」と言ってくれる通行人もいれば、
「あぶねーんだよお前ら!」と突っかかってくる人もいます。
中にはこちらに何も言わず警察に通報する人も。
相手の感じ方次第なので、マナー良く見えるように練習するしかないですね。
(僕は不良に絡まれたことはないです。)
施設の敷地内などで練習すると、当然ですが大抵は警備員が来ます。
警備員と仲良くなってちょっと大目に見てもらうこともありましたが、大体は追い出されてしまいます。当然と言えば当然ですが…。
ある駅前の広場で乗っていたときは、警察の人たちとある程度の関係ができていたので、「がんばってね」「通報入っちゃったら、申し訳ないけど帰ってね。」と言ってくれました。
警察も警備員も人間ですから、色々な対応がありますね。
まとめ
色々書きましたが、結局は詳しい人に聞くのが1番早いです。
自分の近くのエリアで乗っている人がいないか、ネットなどで調べてみて、もし居ればその人とコンタクトを取るといいと思います。
個人的な印象ですが、BMXをやっている人はみんな親切なので、教えてくれると思います。
あとは、もしBMXをショップで購入したなら、そこの店員さんに聞いてみるのも良いですね。
「あそこの公園にはこの時間帯にライダーがいるよ」とか情報をくれるかもしれません。