おすすめプロテクターまとめ(2023年9月)【BMX】
この記事は、僕が実際にBMXで使ってみたプロテクターについてまとめています。
「プロテクターを検討している」
「どのプロテクターがいいのかな」
という人のために書きました。
参考になれば幸いです。
使ってみたプロテクターの一覧
実際に僕が購入して使ったのは、以下のプロテクターたちです。
- ヒザ:MCDAVID(マクダビッド)
- スネ:G-FORM
- ヒザスネ一体型:G-FORM
- ヒジ:G-FORM
- ヒジ:D&M
- くるぶし:G-FORM
- くるぶし:PENALTY
- その他
以上のプロテクターを使用した中で、おすすめを紹介します。
試せていないメーカーもありますし、主に足まわりのプロテクターを使用した結果を載せています。
ご了承ください。
今メインで使っているプロテクター
2023年9月現在、気に入って使っているプロテクターは、
①ヒザ用:MCDAVID
②スネ用:G-FORM
の2つです。
たまに
④ヒジ用:G-FORM
⑥くるぶし用:G-FORM
の2つを使うこともあります。
メーカーによる違い
最近、G-FORMとMCDAVIDの違いがわかってきたので紹介します。
G-FORM(ジーフォーム)
BMXライダーで使用している人も多い、G-FORMの特徴を書いておきます。
柔らかく、高性能な衝撃吸収材
「ポロン」と呼ばれる衝撃吸収材を使用している製品が多いです。
(すべての製品ではありません)
ポロンが使用されている製品は、かなり柔らかく軽量で、つけていても違和感なく動けます。
着けていることを忘れるくらいです。(個人の感想です)
ヒザ・スネ一体型のプロテクターも購入したのですが、なぜかポロンが使用されていませんでした。
以前はラインナップとして存在していたかもしれませんが、今はスネ・ヒザ一体型のプロテクターにはポロンは使用されていないようです。
この”ポロン”は、通常時はかなり柔らかいのですが、衝撃が加わった時だけ硬くなる性質があるそうです。
価格が少し高い
G-FORMのプロテクターはそこそこ値段が張りますね。
5,000~10,000円くらいのものが多い印象です。
ヒザ・スネ一体型は、20,000円もしました。
身体を守るためと考えれば、高くないかもしれませんが、他のメーカーと比べると高い気がします。
作りが少し粗い?
基本的には装着感なども素晴らしいと思うのですが、
いくつか購入してみて「ちょっと作りが粗いな…」と思うこともあります。
例えば、ヒザ・スネ一体型を購入したところ、太もも部分の固定のためのベルトがちゃんと縫われておらず、引っ張っただけで剥がれてしまいました。
初回使用時でこんなことになってしまい、残念です。
(もう片方は問題ありませんでした。)
2万円もする製品でこれは、どうなのかな…というのが正直な感想です。
また、ヒジのプロテクターに関しては、滑り止め部分が溶けたような状態になっていて、ベタベタがすごいです。
指でつまむと取れるレベル。新品の状態でこれです。
という感じで、全体的に品質がイマイチだと感じます。
ただそこだけ目をつぶれば、装着感も良く、使いやすい製品です。
MCDAVID(マクダビッド)
野球やバレーボール向けのプロテクターが多い印象のMCDAVID。
こちらも海外のメーカーです。
独自の衝撃吸収材
”HEX(ヘックス)”と名付けられている、六角形のスポンジが集合した衝撃吸収材が使われている製品が多いです。
G-FORMの”ポロン”と比べて、どちらが衝撃吸収力が高いかはわかりません。
(イメージ的にはポロンのほうが強そうな気がしますが)
また、”ポロン”と比べると”HEX”のほうが少し厚みがあります。
ただ、個人的にはそこまで気にならない厚みです。
購入しやすい価格
G-FORMと比べると、少し購入しやすい価格帯です。
ヒザ用のプロテクターは、4,000円ほどです。
(5,000円くらいのタイプもあります。)
クオリティが高い?
MCDAVIDの製品は、主にヒザ用のプロテクターしか使っていませんが、G-FORMよりも製品としてクオリティが高い気がします。
僕は洋服作りの専門学校(文化服装学院)に通っていたので、縫い方などは細かく見てしまう方です。
MCDAVIDのほうが生地も破れにくく、縫い方もしっかりしている印象でした。
実際に、僕が使っているG-FORMのプロテクターの生地は何か所か破れてきてしまいましたが、MCDAVIDは全然破れそうにありません。
個人的なオススメの組み合わせ
G-FORMとMCDAVIDについて色々と書きましたが、
今僕が気に入っている組み合わせは、
・ヒザ→MCDAVID
・スネ→G-FORM
です。
(ただし、ヒザ用のG-FORMは試したことがありません。
また、MCDAVIDからはスネ用のプロテクターは販売されていません。)
G-FORMのヒザ・スネ一体型のプロテクターは、
脱着が面倒なのと、厚さ・重さがあるので好きになれませんでした。
(使用し続けているBMXライダーの方もいますが。)
最初は「ヒザとスネ、バラバラで脱着するよりも、一体型の方が楽で良さそうだ」と考えていたのですが、意外とそうではありませんでした。
一体型だと長さがあるので、つっかかりやすいというか、摩擦が大きいというか… とにかく大変です。
ヒザとスネ、それぞれバラバラにしておくと、靴下を脱ぐように裏返しながら脱ぐこともできるので楽です。
▲同じものが見つからなかったので、類似品のリンクです。
▲僕が実際に使用しているヒザ用プロテクター。
2個セットのものと、1個売りのものがあるようです。
その他のプロテクター
他にも試してみたプロテクターを載せておきます。
くるぶし用プロテクター
くるぶしもたまにぶつけるので、プロテクターを買いました。
G-FORMのものと、PENALTYというメーカーのものです。
G-FORMのくるぶし用プロテクターは、装着感は良いのですが、保護される範囲がかなり狭いです…。
このパッド以外のところに当たって痛かった、ということもあったので、
「もうちょっとパッドの面積増やしてくれ…」と思いました。笑
PENALTYのほうはくるぶし全体を包むような感じです。
ただ、かなり厚みがあります。
金額的にはG-FORMと比べるとかなり安かったです。
ヒジ用
ヒジ用のG-FORMのプロテクターも買ってみました。
今までヒジをぶつけたことは無いです。
ヒザのリハビリ中にBMXに乗っていた時期、変な転び方をしないか心配だったのでヒジ用も購入しておきました。
装着感は良いのですが、滑り止めがベタベタしていて嫌です。
(おそらくハズレを引いてしまった)
ヒジをぶつけたことはないものの、ヒザと同じく重要な関節なので、「怪我したら困りそうだなぁ」なんて思っています。
今後使い続けるかどうかは検討中です。
D&Mというメーカーの安いプロテクターも買ってみましたが、薄いスポンジが入っているだけで、全然保護されなさそうだったので、これはオススメできません。
身体に貼るタイプのプロテクター
MCDAVIDから出ている、身体に貼るプロテクターというのも試してみました。
実際には、身体に貼るために購入したのではなく、服に縫い付けてみたいと思って購入しました。
パンツの内側(ヒザあたり)に縫い付けてみたのですが、かなり良かったです。
・プロテクターの脱着が必要ない
・締め付けが無い
・ムレない
という感じで快適でした。
ただし、
・縫い付けるとBMX専用のパンツになってしまう
・何着か作らないといけない
・接着剤がベタベタしていて、かなり縫いにくい
という面倒くささもあって、今は使わなくなってしまいました。
もしかしたら、また復活させるかもしれません。
ちなみにこの貼るタイプのプロテクターは、身体に貼っても微妙な粘着力ですし、繰り返し使えないので通常の使い方ではオススメしません。
まとめ
簡単にまとめると、
【G-FORM】
・ちょっと高い
・装着感が良い(薄い・やわらかい)
・作りがちょっと粗い
【MCDAVID】
・G-FORMより安い
・G-FORMより少しだけ厚みがある
・製品のクオリティが良い
という感じです。
この辺を考えて選ぶのが良さそうですね。
本当はG-FORMのヒザ用プロテクターも試してレビューしたいところなのですが、
今使っているMCDAVIDのヒザ用プロテクターが気に入っているので、このままでいいかな…と思っています。
▲同じものが見つからなかったので、類似品のリンクです。
▲僕が実際に使用しているヒザ用プロテクター。
2個セットのものと、1個売りのものがあるようです。
余談
ここからは雑談のような話になります。
色々プロテクターを試して感じたことは、
脱着がめんどい
カッコよくない
この2点が、多くの人がプロテクターを着けない原因だと思いました。
逆に言えば、これらを解消できれば他社とも差別化できるし需要もあるし、結構売れるプロテクターのメーカーになると思うんですよね。
パッドを簡単にセットできる服を作って、専用パッドを作って、セットで売るとか、
カジュアルなデザインにするとか。
そんな服とプロテクターが出たらいいな~と思っています。
「自分でそういうメーカーを立ち上げてみようか」とも一瞬思いましたが、そこまで情熱を向けられなさそうなのでやめておきます。
とりあえずは、自分で購入したパンツにうまいことプロテクターを取り付ける方法を編み出したいですね。
そのへんは、もし上手くいったら発信します。
それでは。