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骨伝導ワイヤレスイヤホン「SHOKZ OPEN RUN(mini)」がめちゃくちゃ良かった!!【レビュー】

2月に、スポーツ向けワイヤレスイヤホン「SHOKZ – OPEN RUN (mini)」を購入しました。

このイヤホンが、スポーツにも普段使いにも、めちゃくちゃ良かったので紹介します!

最近ずっと身に着けっぱなしです。
なぜ早く買わなかったのか悔やまれるほど…。

ちなみに、以前「Anker Soundcore Sport X10」というイヤホンも紹介したのですが、今はこの「SHOKZ – OPEN RUN mini」を使うようになりました。

もくじ

スペック

まずSHOKZ – OPEN RUNのスペックを載せておきます。
(2024年6月時点)

  • 価格: 17,880円(税込)
  • 色展開
    OPEN RUN: ブラック、グレーブルーレッド
    (OPEN RUN miniは ブラック、ブルーの2色のみ)
  • 急速充電対応
  • 重量: 26g(「OPEN RUN mini」も26gと表記されている)
  • Bluetooth: Bluetooth 5.1
  • バッテリー駆動時間: 8時間
  • 防水・防塵規格: IP67
  • ワイヤレス範囲:10m
  • マルチペアリング: 2台まで可能

価格はそこそこしますね。
まぁ、AppleのAirPodsあたりと比べたら安いですが。

重量は26gと、とても軽いです。

防水性能も良いですね!
「IP67」なので、「粉塵は内部に侵入しない」「水深1mの水中に30分間沈めても水が内部に入らない」というスペックです。
公式で「水泳には使えません」と書いてあるので、水泳で使いたい場合は「OPEN SWIM」という水泳専用モデルを選ぶと良いでしょう。

とにかく、汗で濡れても、水洗いをしても大丈夫のようです。

3週間使用して感じたこと

もともとは「スポーツ用」として買ったのですが、日常生活でも使い勝手が良いことがわかりました。

例えばこんな感じ。

  • 町中を歩くとき
  • 家の中で音楽を聴きたいとき

町中で耳をふさぐタイプのイヤホンをつけていると、周りの音が聞こえづらいので、今まではイヤホンをしないようにしていました。
(AirPods Proなどは、集音機能のようなものがついていたりするようですが。)

SHOKZ OPEN RUNだと、耳は塞がれていないので周りの音がはっきりリアルに聞こえます。
音楽を聴きながら歩いている時でも、「後ろから自転車が来てるな」とか、そういう感じで音に反応できます。

また、家の中で着けているのも快適です。
「自分用のスピーカーが、自分についてきてくれる」というイメージです。

僕は家族4人で暮らしているので、
「自分だけに聞こえるように音楽を流したい」
「耳をふさいでしまうと、家族の声が聞こえない」

こういう問題がありました。

スピーカーで音楽を流すと、
・家族がテレビなどを見ていたりすると、邪魔になる
・自分が移動すると、当然聴こえなくなる

イヤホンを使うと、
・家族に呼ばれても気が付かない
・環境音が聞こえないので、色々なことに気が付きにくくなる

こんな感じなんですよね。

SHOKZ OPEN RUNのようなオープンイヤータイプのイヤホンだと、これらが解決できます。

周囲の音が聞こえている状態で、自分だけ音楽やラジオなどを楽しめます。
これがめちゃくちゃ快適なので、最近はずっと着けっぱなしです。

ただ、良いところもあれば、気になるところもあるので、それらをまとめておきます。

サイズについて

このイヤホンには、「OPEN RUN」と「OPEN RUN mini」という2つのサイズがあります。

「OPEN RUN mini」のほうが、バンド部分が21mm短くなっています。

僕は店頭で両方試してみて、「miniのほうがしっくりくる」と思ったので「mini」を購入しました。

僕のような平均的な体格の成人男性でも「mini」がフィットすることもあるようです。

メリットとデメリット(良いところ・気になるところ)

メリット(良いところ)

  • 周囲の音が聞こえる
  • 激しい動きでも外れない
  • 操作ボタンが3つあるので操作感も良い
  • 充電速度、バッテリー持ちが良い
  • 防水対応

「激しい動きでも外れない」というのは、動きの激しいスポーツをやっている身としては最高ですね。
今までスポーツ向けイヤホンは何種類も試しましたが、SHOKZ OPEN RUNがダントツで良いです。

最初に試着した時は、「これ外れないのかな?大丈夫かな?」と疑ってしまいましたが、全然大丈夫でした。
(※「絶対に外れない」という保証はできません。)

あとは、「操作ボタンが多い」というのも嬉しいですね。
操作ボタンが1~2個しかついていないワイヤレスイヤホンも多いのですが、そういうのって操作の幅が狭くて使いづらいんですよね…。
SHOKZ OPEN RUNだと、「再生/一時停止」「次の曲」「前の曲」「音量+ / -」あたりが普通に使えるので、特に不満が無いです。
(早送り、早戻し、はできないようです。)

充電速度も悪くないです。
バッテリー持ちも、ずっと着けっぱなしにしていても半日は持つと思います。(使い方による)

スポーツ用に設計されているので、防水機能もついていて安心です。

デメリット(気になるところ)

  • 環境音がうるさいと聴こえにくい
  • 少し音漏れする
  • 充電端子が独自の規格
  • 大音量にすると大きく震えるのが気になる

環境音がうるさいと聴こえにくい

大通り沿いなど、環境音が大きい時はさすがに聴こえにくくなります。
また、当然ですが「環境音をシャットアウトして集中したい」という時には適していないですね。コンセプトが真逆なので。

少し音漏れする

「少し音漏れがする」というのも、気になる人がいそうですね。
あくまで僕の感覚ですが、ボリュームレベルが1~10まであったとすると、
5~6くらいまでは周囲からはほとんど聴こえないと思いました。(図書館のような静かな場所だと聴こえるかも。)
7~10くらいの、大きめの音量だと、周りにもけっこう聴こえます。

混んでいる電車やバスなんかで使用すると、周りへの迷惑になりそうな印象です。

充電端子が独自の規格

「充電端子が独自規格」というのは、正直ショックでした…。面倒です。
「今どきタイプCじゃないんかい!」と言いたくなりました。入力側もタイプAだし…。

この端子、マグネットなので接続するのはラクだし、たぶん防水にも一役買っているのでしょう。
でもなぁ… やっぱタイプCにしてほしかった…。

一応、Amazonで「タイプC→SHOKZ」に変換できるアダプターも売っていたので、1個買っておきました。

大音量にすると大きく震えるのが気になる

大音量(70%~100%くらいのボリューム)だと、本体が大きく震えるので、耳がちょっとかゆいというか、違和感があります。
これを嫌がる人は多いかもしれないですね。僕もちょっと苦手です。

購入前の疑問点

購入を検討している人から聞かれそうな質問と、僕なりの答えをまとめておきます。

骨伝導の聴こえ方、音質

骨伝導イヤホンなので、音質はあまり期待しないほうがいいです。
(そんなに悪いわけではない)

そもそもの聴こえ方が普通のイヤホンとは違うので、普通のイヤホンと比較するのは難しいです。

音声配信を聴くと、人の声が聴き取りにくいなぁと感じます。

音量を上げれば上げるほど耳がブルブル震えるので、ちょっとくすぐったい感じというか、気持ち悪さを感じるかもしれません。
僕は「慣れれば平気かな」と思いましたが、個人差がありそうです。

バッテリー持ちは?

公式では「8時間」と書いてあります。
また、「10分の充電で1.5時間使用できる」とも書いてあります。

正確に計測していませんが、たしかに充電時間はかなり短く、一日中使える印象です。
1時間くらい充電すればその日はずっと使えるイメージです。

操作感

物理ボタンが3つあるので、本当に操作がしやすいです。
ボリュームコントロールや曲送りも問題ないです。

「ここを改善してほしい」というのを強いて言うなら、以下の点です。
・起動音、終了音が小さくて聞こえない時がある。
・ダブルクリックしたつもりが、シングルクリックと認識されることが多い。

ここが改善されたら完璧かな、と感じています。

充電端子

SHOKZ独自の充電端子なので、充電ケーブル問題がありますね…。
外出する時にこのケーブルを持っていないと充電できないのは痛いです。

Type-Cにしてほしいですね…。

ケース、持ち運び

ケースは布製のキャリングケースがついてきます、
上位グレードの「OPEN RUN PRO」だとハードケースがついてくるようです。

ただ、この「OPEN RUN」は柔軟性もありながら強度が高いので、僕はケース無しで不自由していません。

首にかけっぱなしのことも多いです。
軽いので首に着けていることを忘れることもしばしばあります。

接続

接続は、たまにプツプツと途切れることがあります。
(スマホはGalaxy Fold 4を使用しています)

まぁ、ほんとにたまになので気にしていませんが、もっと安定してくれたら嬉しいかな。
ズボンのポケットにスマホ入れてるのにプツプツ途切れることもあるので、「なぜ?」と思っています。

スポーツで外れないか

BMXで使用していますが、全く外れる気がしません。

「絶対外れない」という表現はできませんが、まぁ外れないでしょうね。
めちゃくちゃ安心感があります。
「なぜ早くこれを買わなかったのか」と悔やんでいます。

痛くならない?

長時間着けていると、耳の上のほうが痛くなってきます。
僕の場合は2時間くらい着けていると痛くなります。

ただし、これは耳や頭の形によって変わると思うので、なんとも言えません。

音漏れは?

音漏れは、そこそこしますね。

静かな部屋で聴く時や、電車・バス内では注意が必要かと思います。

総評

「用途によっては最高だが、使い分けが必要なイヤホン」

というのが僕の印象です。

スポーツで使用するにはとても良いイヤホンですが、耳を塞がないタイプなので、
「音を遮断して集中したい!」
という場合には不向きです。

また、「環境音を聞きたくない」という理由でイヤホンをする場合も、このイヤホンは向いていません。

ラジオや音声配信も、ちょっと聞き取りにくいので普通のイヤホンのほうがいいですね。

僕のように
「周囲の音を遮断しないまま、スポーツ中に音楽が聴きたい!」
という用途にはとても適しています。

あとは
「家の中で音楽を聴きながら、家族の声も聞こえるようにしておきたい」
とか。

これは本気でオススメできるイヤホンでした!

また良い商品があれば、ブログやYouTubeで紹介したいと思います。


余談

前に紹介した「Anker Soundcore Sport X10」も悪くないのですが、「SHOKZ – OPEN RUN mini」のほうが激しい動きでも外れないのでこちらを愛用しています。

「Anker Soundcore Sport X10」は、外れにくいと言えば外れにくいのですが、遠心力が思いっきりかかった時に外れたりします。
あと、操作ボタンが左右それぞれ1つしかついていないので、操作感の問題も考えて、「SHOKZ – OPEN RUN mini」を使うようになりました。

耳を完全にふさぎたい時は、「Anker Soundcore Sport X10」を使おうと思っています。

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