ハンドルバーの高さを色々試した結果【BMX FLATLAND】

今回はハンドルバーの高さについて書きます。
2024年10月ごろから、高さが違うハンドルバーを3つ試しました。
その乗り味の違いについて書き留めておきます。
ちなみに、僕はフロントトリックをほぼやらないので、リアトリックメインの視点になります。
比較したハンドルバーの高さ
比較したのは、
- 8.5 inch(S&M – INTRIKAT)
- 8 inch(NOUS – Clique Bar)
- 7.6 inch(ARESBIKES – FLT Bar)
この3つです。
もともとS&Mのハンドルバー(8.5 inch)を使っていました。
そこからまずARESのFLTにしたので、-2.3cmくらいになりました。
その後NOUSのバーにして、FLTから+1cmくらいになった感じです。
現在は「NOUS – Clique Bar 8 inch」を使っています。
高さによる乗り心地の違い

まずは、「高い・低い」の2つに分けて書きます。
今回の話だと、8.5 inchと7.6 inchの2種類です。
高いハンドルバー(8.5 inch)

「高いハンドルバー」と言っても、もっと高い9 inchや9.5 inchは試したことがありません。
今回は8.5 inchの話をします。
自分の感覚だと、高いハンドルバーの特徴はこんな感じ。
- 切り返し、タービンがやりやすい
- ストリートトリックがやりやすい
- スネイクスピンなど、ハンドルバーを吊り下げる形のスピンがやりやすい
やっぱりタービンのような、振り回すトリックはやりやすいですね。
遠心力を使いやすいからだと思います。
試していませんが、おそらく高いバーのほうがメガスピンもやりやすいと思います。
スネイクスピンも、高いハンドルバーのほうが若干やりやすかった気がします。
ただ、大きな差ではないので、低いバーでも慣れれば問題ないです。
低いハンドルバー(7.6 inch)

自分の感覚だと、低いハンドルバーの特徴はこんな感じ。
- フロントが上がり過ぎるので切り返しにくい。できなくはない。
- バックヤードグライドがやりやすい
- ペグウィリーの漕ぎもラク(大回りの場合)
- 両足ペグウィリーからカブースへつなぐバリアルもやりやすい気がする
- バーライドに入りやすい
- インサイドペダルスティックBで、若干ハンドルがケツにあたる
- マニュアルは意外とできるが、バニーホップは飛びにくい気がする
バーが低いと、タービン系はやりづらいですね。これは顕著に差が出ます。
あとはストリートトリック全般はやりにくそうな気がしました。
ただ、メリットも意外と多かったです。
バックヤードは安定しやすかったと思います。
おそらく、重いフロントホイールまわりが体に近づいてくることで、ブレにくくなるんだと思います。
ペグウィリーの漕ぎ(パンピング)も、大回りの軌道はやりやすいと思いました。
(小回りは試していなかった)
これも、重いフロントホイール周りが体に近づくことでブレにくくなるからでしょうね。
盲点だったのは、バーライドへの影響です。
バーライドの入りで、ハンドルに乗るのが楽になりました。笑
たしかに考えてみれば、低いほうが乗りやすいよな…。
走っている時のバランスに関しては、そこまで差は無さそうでしたが。
ちなみに、戻る時は逆に難易度が少し上がったようにも感じられました。
まとめ
リアトリックメインの話なので、フロントトリックへの影響を話せなくて申し訳ないですが、
僕が感じたポイントはできる限りまとめてみました。
現在は「NOUS – Clique Bar 8 inch」を使っています。
「NOUS – Clique Bar」は、8 inchと8.6 inchの2種類から選べるようです。
8.5、7.6、8.0 inchを試してみて、結果的に8.0 inchに落ち着きました。
参考になれば嬉しいです。

