フレームチェンジ!NOUS – LOTUS 19.3 チタンフレーム
先日、2年以上乗っていたフレームの「MOTEL WORKS – TRIP 19.5」にクラックの前兆のような線が入ってしまいました。
最近、けっこう激しく転ぶ技をやっていたので、「まぁ、これだけ使ってたらそりゃ折れるか…」というのが正直な気持ちでした。
2年以上ガンガン乗れていたので、強度が弱いとは思いません。
乗りやすくて気に入ったフレームでした。
また同じTRIPに乗りたい気持ちもあったのですが、今回は別のフレームを選びました。
↑YouTubeでも紹介しています!
NOUS – LOTUS 19.3
選んだのはこちら!
NOUS – LOTUS です!
念願のチタンフレームですね。
スペックはこんな感じ。
【NOUS – LOTUS】
Size : 19.3”
Color : TITANIUM-RAW
Spec : TT:19.3”/ CS:12.8”/ HA:74.5° SA:71° / SO:8.6”
Weight : 1.12kg
Details : 14mm Dropouts(6mm Thick) , MID BB Integrated chain tensioners.
(NOUS公式Instagramより引用)
トップチューブは19.3 inch。
僕が最近まで乗っていたのは19.5で、その前は18.9でした。
19.5と比べると0.2 inch(約5mm)だけ短くなりました。
カラーはチタンのローカラーです。
CS(チェーンステー)、HA(ヘッドアングル)、SA(シートアングル)、SO(スタンドオーバーハイト)に関しては、僕はそこまできちんと比較をしたことが無いので、正直わかりません…。(違いの分からない男です😅)
そしてなんと、
重量は驚異の 1.12kg!!
1.12kg って…
前に乗ってたフレームは 1.86kg でした。
つまりフレームだけで740g の軽量化です。
他の細かいところでは、BBがMID BBとなっています。
BBの違いについても僕はあまりよくわかっていないのですが、Spanish BBよりMID BBのほうが強度が高いみたいですね。
その代わり少し重くなるのだとか。聞いた話ですが。
あとは、個人的にとても嬉しいチェーンテンショナー付きです!
MOTEL WORKS – TRIPでも採用されていた内蔵型チェーンテンショナー。
これめちゃくちゃ便利だったので、これが採用されているのは本当に嬉しかったです。
(普段、リアトリックの最中にクランクが回らないようにチェーンを強く張っているため。)
ひとつだけ残念な点があるとすれば、リアエンドの14mm→10mmアダプターが付属していないことです。
10mmシャフトのリアハブを使っている僕はアダプターが必要になるのですが、LOTUSには付属していなかったのでペグが締められませんでした。(後述します。)
組み立て時に問題発生
BBやヘッドなどは普通に組み立てられたのですが、
リアペグを締めていったら、最後まで締めてもペグが固定されない状態になってしまいました。
しばらく理由がわからずに困っていたのですが、よく考えてみた結果、
エンドの厚みとアダプター(スペーサー)の厚みが合っていないためだとわかりました。
このアダプターは、14mm対応のエンドに10mmシャフトを対応させるためのものです。
これは MOTEL WORKS – TRIP に付属していたものです。
写真からわかる通り、厚さが合っていませんね。
NOUS – LOTUS は、エンド厚が6mmとなっていて、MOTEL WORKS – TRIP よりも少し薄いんです。
(TRIPは8mmだったかな。)
そういう理由でアダプターがエンドの厚みよりも外にはみ出してしまい、ペグのナットを最後まで締めても固定されなかったわけです。
専用のアダプターが付属していればよかったのですが、無いみたいですね…。
これは付属してほしかったなぁと思いました。このアダプター(スペーサー)は大した金額じゃないですし。
で、色々考えた結果、以前使っていたペグについていた、ペグ用の10mm→14mmアダプターを使うことにしました。
アダプターの厚さは6mmより薄いので、ピッタリ合うわけではないのですが、とりあえずペグを締めることはできました。
Amazonでも適合するアダプターを売っているようだったので、念のため購入しました。
「内径 10.2mm、外形14mm」のもので、厚さは何種類か選べます。(バイク用のパーツらしい。)
恐らく内径が0.2mm大きいのは、10mmピッタリだとシャフトの径ギリギリすぎてうまく入らないことがあるからでしょうね。
普通に厚さ6mmを買えばいいんでしょうけど、万が一微妙な誤差があって締められなかったら嫌なので、念のため1mm薄い「厚さ5mm」を選びました。
↓
この5mmスペーサーが届いた後に組み立ててみましたが、5mmでちょうどよかったです。
材質もステンレスなので、チェーンテンショナーのネジで押されても摩耗しづらそうなのがいいですね。
乗り味
さて、肝心の乗り味についてです。
結論から言って、めちゃくちゃ良かったです。
何がどう良かったのか、説明します。
ちなみに僕は、このフレームを含めて今まで6本のフレームしか使用したことが無く、細かい違いは体感できていないかもしれません。ご了承ください。
1.力がダイレクトに車体へ伝わる
これはあまり想定できていなかったのですが、車体をコントロールしようとして力を込めた時に、すぐ反応が返ってくる感覚があります。
今まで使っていた力の半分くらいで済むような感覚です。
グライドの漕ぎもすごくラクになりました。
2.長いルーティーンでも精度が落ちにくい
上の内容と少しかぶりますが、軽いおかげで使う力が少なく済むため、ルーティーンの後半でも疲れが蓄積しにくくメイク率が上がった気がします。
おそらく、ルーティーンが長ければ長いほど実感できると思います。
3.体への負担が少ない
これも大きなポイントですが、体への負担が少ないですね。
「疲労感が少ない」「体が受ける衝撃が少ない」という感じです。
僕の感覚の話ですが、
「あれ?いつもより息が上がってないな。」
「手首への負担が少なくなった気がするな。」
と感じました。
特に、最近フリップ系の技をやっていて右手首が腱鞘炎ぎみになっていたので、本当に助かりました。
4.サイズ感も違和感なし
サイズ感については、本当に人によって受ける印象が変わると思うのですが、僕は全く違和感なく乗れました。
MOTEL WORKS – TRIP 19.5 と比べて、そこまで大きな違いが無かったからかもしれません。
トップチューブが約5mm短くなったり、チェーンステーが約5mm長くなったりはしましたが、大きくライディングに影響が出るようなものではありませんでした。
(僕が鈍感なだけかもしれませんが…笑)
慣れるための時間が必要無かったので助かりました。
まとめ
正直なところ、フレームチェンジを終えて乗るまでは、
「まぁ、軽くなったところでそんなに大きな変化は無いだろう。」
と思っていました。
しかし、乗ってみたら軽量化による恩恵がかなり感じられて、本当に驚きました。
もちろん、できなかった技が急にできるようになるようなことはありません。
しかし、たしかにメイク率が上がった技があるし、体への負担も減りました。
本当に購入して良かったです。
あ、ちなみにNOUSさんから「PRしてくれ」とか頼まれてませんからね。笑
本当に良かったので書いているだけです。
余談:フレームを焼いてチタンブルーに…
チタンフレームのヘッドまわりをバーナーで加熱して、チタンブルーカラーにしました。
どういう風にやったか、今後ブログやYouTubeで発信しようと思います。
ご興味があれば引き続きご覧ください。近いうちに更新したいと思っています。
それでは!