握りやすいペグについて
今回は握りやすいペグ(持ちやすいペグ)の話です。
リアトリックかフロントトリックか、自分のスタイルが偏ってくると、
「こっちのペグ乗らないし、握りやすさに特化したいな」
と思うことってありませんか?
自分はリアしかやらないので、フロントペグは握りやすいやつにしたいなーと思っていました。
で、色々工夫した結果を残しておきます。
初心者の方にも分かりやすいように書こうと思います。
先に結果から。
結果からお伝えすると、今は「 D.O.M PEGS」を使っています。
Dominik Nekolný(ドミニク)のシグネイチャーのペグですね。
もう生産していないかもしれません…。在庫が残っているお店はあるかもしれません。
これを選んだ理由や経緯を書いていきます。
解決したかった点
太さ
フラットランドのペグには色々太さがありますが、太めのものを選ぶと当然握りにくくなります。
個人的には直径38mm以下が握りやすいかなって印象です。
D.O.M PEGS は太さが35mmで、細身なペグのため持ちやすいです。
汗で滑らず、手も傷めない
僕はかなり汗をかくので、「汗をかいた手でも滑らない」というのは重視していました。
が、ローレットが荒すぎても手が痛いのでどう解決するか考えものでした。
D.O.M PEGS はローレットは、なぜか他のペグと比べて汗をかいても影響を受けにくいように感じました。この点は謎です。個人的な感覚なので、気のせいかもしれません(笑
手が痛くなることもありませんでした。
長さがある程度ある
ダウンサイド(車体をひっくり返した状態)のトリックに入って両手でペグを持つ場合、ハンドルと比べると当然握れる部分の幅が狭くなります。
狭くなると、タービン(切り返し)系などのトリックがやりにくいなーと感じていたので、ペグの長さは長ければ長いほど良い!と思って探しました。
D.O.M PEGSは長さが115mmと、かなり長い方です。
Dominik自身がクロスフットのトリックを多用して、バリアルの頻度が高いのでバリアルしやすいように長くしたんだろうなーと思います。
これまでに試したもの
プラペグ(ポリカーボネートペグ)
ポリカーボネート製の、比較的柔らかいペグを「プラペグ(プラスチックペグ)と言います。
最初は「プラペグって握りやすそう!」って感覚で試してみました。
軽いし安価だし。
しかし、結論から言うと微妙でした。
- 意外と滑る
- ペグの端にバリが出やすく、手が痛い
この2点が気になりました。。
ローレットが粗くても、素材のせいなのか、意外と滑りました。(個人的な感想です。)
で、一番嫌だったのはバリ。(ささくれみたいになるやつ)
練習してるとどうしてもペグの端から削れていきます。
プラペグは金属製と違って非常に削れやすいので、バリが出やすいんですね…。
これが痛いのなんのって。
手にバリが刺さって辛かったです。いつもヤスリを持ち歩いて、バリが出たらすぐ削るような生活に耐えられなくなりました(笑
ペグにグリップテープを巻いてみた。
右上のはプラペグそのまま。
左下のがテープを巻いた後。
普段、テニスのグリップテープをハンドルのグリップに巻いているので、余っているものを使いました。
握りやすさはめちゃくちゃ良かったです!!
が、
まーーー速攻でボロボロになる。
たぶん、ペグにローレットがあるからグリップテープが密着できないんじゃないかと思います。
できればストリート用のつるつるのペグ買ってチャレンジしたいくらい。
で、テニス用のグリップテープだと柔らかすぎるから、ロードバイク用のバーテープなんかだとちょっと強そうですね。
ロードバイク用のバーテープはハンドルに巻いたことがあったんですが、テニス用のと比べるとグリップが弱いのでハンドルには使わないことにしました。
まとめ
とまぁ、こんな具合で色々試してみた結果、D.O.M PEGSに落ち着いたわけですが、
「売ってねーじゃん」
という状態でしたらすいません。
自分は次買うとしたら、D.O.M PEGSに似たようなペグを探すか、ストリート用ペグにバーテープでも巻いてみようかなと思います。
何かご意見やアドバイス、質問などあれば、ここのコメント欄か掲示板にお願いします。