BMXのスニーカーの選び方(スケシュー)
BMXの靴の選び方 Flatland(フラットランド)向け
BMX Flatlandを10年以上続けてきて、色んな靴を試してきました。
中には「この靴は失敗だったな…。」という経験も多かったです。
そういう失敗を避けて、良い靴に出会う手助けになれば幸いです。
実際のレビュー
↓実際に履いた靴のレビュー記事はこちらに移動しました
おすすめのスニーカー
これからBMXを始める人や、始めたばかりの人におすすめな靴はこちら。
VANS – HALF CAB(ヴァンズ – ハーフキャブ)
無難な1足だと思います。
とくにこだわりが無くて迷っているなら、おすすめです。
確か価格は9000円〜10000円くらいです。
そしてもう1足はこちら。
VANS – RISER(ヴァンズ – ライザー)
これもクセの少ない靴です。
2021年6月現在は、まだこのモデルは存在していますが、今後どうなるかはわかりません。
価格は6500円くらい。 最近はABC-MARTでセール価格で3289円になっていました。
BMXのスニーカーの選び方(ポイント)
普通の一般的なスニーカーから選ぶより、スケシューと呼ばれるスケートボード用の靴から選んだ方が、失敗しにくいです。
ABC MARTとかよりも、ムラサキスポーツとか、ストリートスポーツの用品があるお店の方が探しやすいです。
レビューの前に、僕が考えている靴を選ぶ際のポイントをまとめておきます。
このような基準で選んでいます。それぞれ解説します。
①ソール(靴底)が薄くないか
ソールというのは靴底のことをいいます。
(靴の中に入っている中敷はインソールといいます。)
ソールはBMXの乗り心地にかなり影響するので、重要です。
ソールを見るポイント
人それぞれの好みもありますが、基本的にはこのあたりがポイントになります。
ソールが薄すぎると、練習を続けているうちに靴底に穴が空きやすいです。
また、練習中にバランスを崩して地面に思い切り足で着地した時の、衝撃が強いです。
僕も足の裏の骨がビリビリ来る感じを何度か経験しました。
ランニングシューズのような、簡単にぐにゃぐにゃ曲がるようなソールも避けた方がいいです。
削れやすいので消耗がかなり早いです。
ペグの先端に足の裏を乗せるような技では、足の裏にペグの先端がグリグリ刺さるような感覚にもなり乗りにくいので、やはりソールにはある程度の硬さが必要です。
↑ソールが柔らかすぎて失敗した、GUの2000円くらいのスニーカー(笑)
また、ソールの材質によってグリップのしやすさ(すべりにくさ)が変わります。
VANSのHALF CABに使われているソールはグリップしやすいゴムだと感じます。
基本的に、スケートボード用の靴(スケシュー)はグリップがいいです。
その他のポイント
これは少し細かい話ですが、僕はソールのパターン(凹凸)も一応確認します。
上の画像はVANSの靴で良く見るパターンです。
こういうパターンだと、ペダルへの食いつきが良いのでバニーホップやマニュアルなど、ペダルを使うトリックで滑りにくくなります。
ただ、”絶対に押さえておきたいポイント”というほどでもないので、一応確認する程度です。
②アッパーが薄過ぎないか
アッパーは、一見乗り心地と関係無さそうですが、重要です。
アッパーが薄いと、足の甲や側部がフレームなどに当たった時にけっこう痛いです…。
BMXは色々な体勢でトリックをやるので、足の側部がフレームにずっとゴリゴリ当たっているような技もあります。
そんな練習をずーっと続けていると、けっこう痛くなります。
上の写真はVANSのスニーカーです。ABC MARTなど、街中の靴屋でよく見かけるタイプですね。
これはアッパーがペラペラでかなり薄かったです。
足が痛くなり過ぎたので、すぐに買い換えました。
ただ、アッパーが薄いタイプのスニーカーでも全然気にせず愛用しているライダーも居たので、好みの問題もありそうです。
③ある程度の重さがあるか
この点については、店内で重さを量るわけにはいかないので、持ってみた時の感覚になります。
ランニング用のシューズには軽い靴が適していますが、BMX用で探す場合は軽い靴は避けた方がいいです。
なぜかというと、
軽い=素材が柔らかい・薄い・消耗しやすい
ということに繋がりやすいからです。
ポイントの①で、「ソールがある程度厚い方がいい」という内容を書きましたが、厚いソールでもスポンジのようなスカスカの軽いソールはお勧めできません。
持って重さを確認しておいた方がいいです。
④靴擦れしそうかどうか
BMX用でなくてもこれは気を付けるポイントだと思いますが、BMX用で選ぶ時はなおさら気をつけた方が良いです。
色んな体勢でトリックをすることになるので、靴の中では色んな部分に強い圧力がかかります。
靴が脱げないように紐をキツく締めたりもするでしょう。
お店で試し履きをした時に、「少し足の甲に当たる部分があるな…」とか、「幅がちょっと狭い気がするな…」と思ったら、その靴はやめた方がいいです。
「ちょっとくらい我慢するか」と思って買ってみると、予想以上にストレスになります。
”少し歩くだけ”の靴ならなんとかなるかもしれませんが、BMXの練習だと皮が剥けたり豆が出来て潰れたりして、痛くて練習に集中できなくなります。
(実際何度か経験しました…。)
メーカーによって幅が違う
知っている人は多いと思いますが、靴のメーカーによって、幅や高さに違いがあります。
例えば、有名なメーカーのPUMA(プーマ)の靴は、幅が狭い傾向があります。
PUMAのスニーカーはデザインもカッコ良いものが多く、個人的に履きたい気持ちは強いんですが、僕の足の幅が広くてPUMAの靴と合わないので、履いていません。
残念ですが、フィット感を重視しています。
VANSやNIKEあたりは、足の幅が広くて甲が高い人でも履きやすい印象です。
⑤金額
これはお財布事情によりますよね。笑
おそらくBMXライダーが履いているスニーカーは、7,000円~12,000円くらいのものが多いと思います。
僕の話になりますが、毎日4〜8時間くらい練習していた頃は、月に1足のペースで靴を消耗していました。
高校生の頃はこれが痛い出費で、安いスニーカーを探して5,000円くらいのものを買っていました。
今は5,000円〜10,000円のスニーカーを買うようになっています。
15000円くらいになると、僕はもったいなく思えてBMXには使えません。笑
どこで買えばいい?
で、実際どこに行ったらスケシューが買えるのかということですが、
スケートボードショップか、ストリートスポーツ専門店 がお勧めです。
僕はよく上野駅(東京都)のムラサキスポーツで買っていました。
最近は「この靴の26.5cmを買えば大丈夫だ」とわかるようになったので、ABCーMARTやネットで買っています。
実際に履いたスニーカーのレビュー
僕が履いてきたスニーカーのレビュー記事はこちらです。